海の京都、伊根の舟屋旅!ここにしかない風情ある風景
伊根の舟屋旅へ行った時も、2日目は雨でした。あらかじめ2日目は雨予報が出ていたので1日目に外でできる予定をいれました。近場散策するのもよし、遊覧船で海の京都をめぐるのもよし。ここにしかない風情ある風景を満喫しました。
引き続き1日目の伊根めぐりです。
海を臨める絶景カフェでひと息
2階からも海が見渡せ、このシチュエーションに癒されないわけがない。日常を忘れてゆったり過ごせます。
舟屋日和には、他にイベントスペースや食事処、祭礼舟置場などもありました。
7月下旬に伊根祭があって、その際に使われる船だそうです。今までみたことのある祭りとはひと味違いそうで、一度見てみたくなりました。
海沿いをサイクリング
晩ご飯までの時間、自転車で地図を見ながらぶらぶらしていました。予定をぎっしりつめるのではなく、海や自然を感じながらゆったり過ごすのがおすすめです。
夜は暗かったのでおすすめできませんが、海沿いは割と平坦な道が多いので、自転車でも問題ありませんでした。さすがに一日こぐと足に疲れがありましたが、車がなくてもなんとかなります。観光バスツアーの方が多かったです。
灯台であったり、漁港、道の駅、お寺、神社を巡りました。神社が多い印象で、神様に守られているようなそんな雰囲気がありました。神社や道の駅は高いところにあるため、近くに自転車を止めて、階段を登って見に行きました。
晩ご飯は予約していた、兵四楼さんへ行きました。伊根はお店の数も限られているので、事前に調べていかれた方がいいと思います。お寿司を食べましたが、定番なのは海鮮丼でしょうか。
海鮮丼やお寿司はその時々で内容が変わることがあるので、尋ねてみてください。 伊根でよく聞くのは「へしこ寿司」。サバをぬか漬けにしたものだそうです。サバがだめなので食べていませんが、特産品を味わいたい方は挑戦してみてください。
夜光虫ウォッチングツアー
メインイベントの一つでもあったのが、夜光虫ウォッチング。昼間の伊根湾遊覧船も人気なのですが、期間限定で夜にも伊根湾巡りがあるということで参加してきました。2018年は5月中旬から6月初旬までで終わっています。
日によって見える見えないなどあるようなので、期待と不安が入り交じる中、出発です。夜なのでけっこう寒かったです。
船は1階、2階とあり移動しながら見えそうな場所を探しました。結果からいうと、運良く見ることができました!ただ、良い写真だけを事前に見ていくと期待はずれに感じるかもしれません。
そもそも認識が違っていました。どこか一定の場所で青く光った夜光虫がたくさん見えるのかと思っていましたが、そういうものではありません。移動しながら遊覧船の水しぶきを受けて、青白く光るのが随時見られます。写真は全然うまく撮れませんでした。
この日は夜光虫を見られたほうらしく、普段なかなかできない貴重で面白い体験ができたと思っています。見られただけでもよかったのですが、もっと見たかったというのとイメージと違ったというのが正直な感想です。
1日1組限定の宿
この旅で一番ぜいたくしたのは宿です。なんと、1日1組限定舟屋のお宿さんに泊まらせてもらいました。運良く空いていたのですが、直前ではなくあらかじめ3ヶ月ほど余裕を持ってチェックしてみてください。
ご夫婦で経営されているお宿で、うれしいのは何といっても貸し切り!! 1階はダイニングルーム、2階はお風呂と寝室。1階からは外に出られ、まさにすぐそこが海という舟屋の醍醐味が味わえます。
住んでいる人たちの生活が味わえるのがうれしかったです。かもめがすぐ近くまで飛んできたり、遊覧船や船が行ったり来たりしているのも見えました。
朝ご飯もこちらで食べられ、とても美味しかったです。ごちそうさまでした。帰りはバス停まで送ってもらいました。
舞鶴の重要文化財に指定された赤レンガ倉庫群
帰りは行きと同じく宮津駅で下り、せっかくなので舞鶴に寄って帰りました。宮津駅から京都丹後鉄道で西舞鶴駅まで行ってJRに乗り換え、東舞鶴駅で下りました。京都丹後鉄道は観光列車があり、海の上を列車が走るなど外の景色も楽しめるものもあります。
雨ということもあったので、普通の列車で向かい、舞鶴赤れんがパークのみ訪れました。赤れんが倉庫がいくつも立ち並び、とても雰囲気がある場所でした。
舞鶴、赤れんがパークは、海軍にゆかりのある場所です。レンガ倉庫内は、博物館はじめイベントやグルメ、ショップなど幅広く交流の場として使用されていました。
海軍レシピを再現した海軍カレーも人気で、お土産としても購入できます。海軍ビーフカツレツを食べて帰りましたが、美味しかったです。レシピ本もお店においてあり、独特のものでおもしろかったです。
同じ関西圏内でも距離はありますが、大満足の旅となりました。
行き方など前回の記事はこちらです。
この記事を書いている人
アラサーでOLを辞めて、セブ島留学をし、その後カナダでワーホリを経験したAmiです。
そんな私がカナダへ留学したストーリーはこちら
今日も雨に負けず、いい1日を過ごせますように。
Ami
海が近い伊根でゆったり。海の京都、舟屋でサイクリング旅
もうひとつの顔といわれる、海の京都
伊根の舟屋までの行き方
宮津駅周辺のお立ち寄りスポット
高速バスの乗降所で、バスの乗車地点である宮津駅でお昼ご飯を食べました。ここからは路線バスで伊根の舟屋までおよそ1時間です。その前にお腹を満たしておきます。
舟屋付近にも食事処はありますが、数が限られてそうだったのでいっぱいありそうな宮津駅で探しました。食べログで宮津駅周辺のお店を調べ、富田屋さんへ行ってきました。お昼時だったため、外に人が並んでいて30分ほど待ちました。
木のテーブルが置いてあったり、おばちゃんの店員さんが接客してくれたりと昔ながらの定食屋さんのようなお店です。何といってもリーズナブル。店内にはメニューとは別に黒板にもぎっしり品物が書かれています。
魚介メインですが、天ぷらやうどんのような料理もお安くいただけます。魚介づくしに飽きて違うものが食べたい人も大丈夫です。ハタハタとうどんをいただきましたが、おいしかったです。
バスまでの時間少し辺りをぶらっとしました。もうすでに海を近くに感じることができ、わくわくしてきました。
古き良き日本の原風景。フォトジェニックな舟屋
バスで揺られて約1時間。途中、バスの両替機故障などもあったのですが、無事伊根に到着しました。
伊根というバス停でおりると、目の前にはもう舟屋群が見えます。バス停でおりる人は、外国人も含めほとんど舟屋を目的とした観光客でした。
砂浜に海というのはよく見ることがありますが、海に浮かんでいる家というのはとても珍しく思います。カナダでも海に浮かぶ家は見たことがあって驚いていたのですが、まさか日本にもあるとは知りませんでした。
古き時代の日本へタイムスリップしたような感覚でした。平成17年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、今でも昔ながらのその姿を残しています。洗濯物が干してあったりそこで生活している人たちがいると思うと、伝統が維持されているすごさを感じました。
移動は無料のレンタサイクル
伊根のバス停含め、乗り降り自由な自転車置き場があります。電動などではありませんが、十分です。たまに乗りにくいのもあるので、出発前に確認を。
端から端まで周る予定だと自転車や車などが必要です。自転車置き場から自転車置き場へひとつ分くらいなら歩けます。せっかくなのできれいな景色を眺めながら、伊根で自転車旅をしました。
次回は伊根の景色やカフェなどをご紹介します。
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アラサーでOLを辞めて、セブ島留学をし、その後カナダでワーホリを経験したAmiです。
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今日も生まれた喜びを感じて、いい1日を過ごせますように。
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雲海で有名な天空の城、日本のマチュピチュ竹田城
日本で「天空の城」が見られる場所
車と徒歩で竹田城をドライブ&ハイキング
大阪からの電車賃なども考慮して、車で竹田城跡地へ向かいました。片道3時間ほどのドライブだったので、けっこうな長旅です。
山の郷駐車場というところにとめて、南登山道を歩いて竹田城跡まで35〜40分歩きました。駐車場がある山の郷は、レストランやお土産屋さんがあります。そこから「天空バス」というバスも中腹バス停まで出ています。土日祝は30分に1本くらいです。
中腹バス停まではバスで10分、歩くと20分で、どちらにせよ中腹バス停からは徒歩で竹田跡まで20分です。バスを待つのは嫌、でも歩きたくない人はタクシーという方法もあります。一般車両は山の郷以降入れません。
バス停までは登りですが20分も歩いた感じはしませんでした。バス停からは坂がきつくなるところもあって徐々に疲れがたまってきました。下りも結局歩きましたが、下りはまあ問題ないかなと思いました。
助かったのは、竹田城跡の入り口からは階段はあるものの、すぐに石垣が見えました。入り口で観覧料が500円必要です。
竹田城跡をぐるっと1周まわってみよう
行った時期は混んでなく、ちょうど良い人数でした。端までいけないようにロープがひいてあり、順路も書いてあります。階段で登ることが多いので、坂とは違うきつさはありましたが、距離はなく竹田城跡を1周してもあっという間に感じました。
下から登ってきたであろうおじいさんは息がぜえぜえ言ってはったので、疲れたら休み休ましょう。靴はスニーカーが無難だと思います。少しゆっくりされたい時は最初の三の丸、北千畳しかベンチがないので注意です。
道や階段が整備されていたり、随所でスタッフの人が「お疲れさまです」といったふうに声をかけてくださったりすごく良い印象を持ちました。スタッフの方が見逃しやすい撮影スポットも教えてくださり、次は雲海を見に来たいなあと思いました。
山頂には江戸時代以前の石垣が400年以上経た今も残されており、どれもあまり加工せず大小様々な石が積まれています。石垣とこの時期だからこそ見られる青々とした緑がとてもきれいに見えました。
竹田城といえば、上からの景色や向かいからの景色が有名なのですが、下から高く見上げる石垣も魅力的で好きでした。石垣が立派でした。
立雲峡からの竹田城跡
「竹田城跡から立雲峡までは車で10分あれば着きますよ」と教えてもらい、長いドライブとハイキングに疲れ果てていましたが、これを見ずには帰れないとこちらにも向かいました。
立雲峡はまた別で協力金が200円。立雲峡は第一、第二、第三展望台と分かれています。春に桜がきれいに見える場所のようでもありましたが、残念ながら散ったあとでした。
帰る時間、体力を考えて、今回は一番下の第三展望台までにしました。一番上までは40分ほどと聞きました。第三展望台までは入り口から徒歩5分です。見た感じは、こちらの方が竹田城跡地より登山といった風に見えました。山登り用の杖も借りれます。
第三展望台からも十分竹田城は見えます。 山の上なので竹田城以外の周りの景色もきれいです。上まで登ればまた違った景色が見えるのかもしれません。
最初に思ったのは、「遠い、小さい」です。当たり前ですが、よく写真でみる雲海の竹田城は望遠カメラなどで撮影されたもので、実際の見え方はこんな感じです。
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アラサーでOLを辞めて、セブ島留学をし、その後カナダでワーホリを経験したAmiです。
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今日も誰かに感謝できるいい1日でありますように。
Ami